燃え盛るマヨネーズ

マヨネーズ、ケチャップ、オイスターソース、スライスチーズ(残1)、創味シャンタン、、、

冷蔵庫から取り出して、目をつぶってゴミ袋に入れていく。

すまないみんな。

引っ越しに全員は連れて行けないんだ。

冷蔵庫、洗濯機、炊飯器etcは、引き続き一人暮らしのお供をする。

さながら桃太郎のように引き連れる。

冷やしたり回したり炊いたりで、劣化していくお供ではあるけれど。

ただ自分を桃太郎とした場合でも、身体は衰え、世の中からは脱落していく。

調味料も家財も私も、同じように焼却されちゃう。

結局この世の最期の桃太郎は誰なんだろう。新世界の王でもいるのか。その場合マヨネーズが生まれたらマヨネーズが新世界の王か。その前にマヨネーズ作った人がいるな。新世界のマヨラーが王だな。

 

鏡同士が喋ったら「鏡の鑑だなw!」ってジョークを言うに決まっている。一回は言う。

後輩の口癖が、自分の口癖と似てきていることに気付いた。

一緒に仕事していて、内容が分からないとき、言ったことが間違っていたときの受け答え。

彼女の表情が、自分と似てきたことに気が付いた。冗談を言うときの口元、怒ったときの感情のぶつけ方。

思い違いじゃなければ、それらは多分、自分を慕ってくれたからだと思う。

自然と背筋が伸びる。

しっかりしなくちゃ相手も悪くなってしまうのでは?と、徐々に不安になる。

毎日聖人みたいには生きられない。ただたまに聖人並に態度良く、優しさを振りまけたらいい。

態度が悪く鼻息も荒くなったとき、ふと我にかえり、「聖人みたいな自分も居たな」と思えたら、たぶん頭も冷えて、鼻息も微風モードになっているだろう。

周りの人には、風のささやきのような優しい風を鼻の穴から送る所存である。

え、先週ベロチューしたやん

わたしの!フラれてたフレーズ一覧!!

・「告白が雑だからダメ」

 フラれた理由:告白が雑だった

・「友達としてしか見られなくなった」

 フラれた理由:不明

 ※前週のデートでは初キス(ベロチュー)、「来週のデートめちゃくちゃ楽しみ!」とにこやかに別れたはずだった

・「来年の8月に留学するから、それまでなら付き合える」

 フラれた理由:こちらからフった

 

出会い系(omiai)で15人くらいと会いましたが、サクラは居ませんでした。総合的にやべえ子は居なかったけど、恋愛に関してはやべえな、って子は多少居た。まぁ何かしら理由があってアプリやってるから。

 

もう少しで転勤だけど、この地でのプライベートの思い出は、出会い系の女の子とのお食事かもしれない。。。

半年目の空気

彼女の横で元カノとの夢を見た。

楽しく一緒に遊んでたとか、そういうのではないけれど。

ねぼけた状態でも感傷的な気分が続いてたので、

別れた後にその子と再会した~とか、そんなんだと思う。

普通に気持ち悪いし、ひどいと思う。

ただ、どうしようもない。

 

元カノが夢に出てくることはあるけど、今カノが出てきたことはない。

夢に出てくるのは昔の思い出。脳が古い記憶を整理してるんだ、と聞いたことがある。

それに従えば、多少は言い訳できるか。

振り返って思うと、元カノはジュースみたいな子だった。

今の彼女は酸素というか、空気だと思う。

美味しい思い出は、よく覚えてる。

息を吸ってるのを意識するのは、風邪を引いたときくらい。

ただ、無くて困るのはどっち?

いまは意識してない。当たり前にそこにあって、走ると向かい風になる。無くなるなんて考えたこともない。

でも、出来ればあと60年くらいは一緒に居てほしいなと、控えめに息をする。

車内の揺れ

実家に帰ってた。

先月家族がこっちに遊びにきてくれたとき、すこしホームシックになった。

それから1ヶ月経った。

少し老けた父親と母親。変わらず美味しいご飯。豊富な冷蔵庫の中身。清潔な布団などなど。

生活の基礎はすでにそこにあり、昔使っていたバスタオルがお風呂場にかかっていた。頂き物のお菓子も美味しかった。

そういったものひっくるめて、「仕事せず、親のすねの髄までかじり尽くして生活したいモンですなぁ!」って思いが喉元にこみ上げる。

頑張ってその思いをねじ伏せる。

帰り際に渡されたクッキーが唯一の燃料。基本的に先導者はおらず、たまに帰省しては、正しい目標地点を教えてもらう。

一緒に燃料のクッキーもぐもぐしながら歩いてくれる人がいればなぁと思う。実家からの帰りは雨。

新幹線が揺れるたび、目標地点が見えづらくなっていく。

 

アホドックが選ぶ分岐点

ボロいアパートで、ケンカした女の子泣かせて、錆び付いた階段に腰掛けて、天を仰ぎながら涙流してみたいです。

深夜のサイゼリアでめっちゃ仲良い友人達と、ドリンクバーメインで語り合いたいです。たまにチョリソー頼んで、長居をごまかしつつ。

 

会社からの帰り道、ぼんやり黄ばんだ電灯のアパートを眺めたり、

駅前の2階にあるサイゼの緑色のガラスに、談笑する人達を眺めながら、そんなことを思います。

 

自分の人生にそれほど不満があるわけではなく、かといって、イケメンで生まれたくなかったか?と問われると、めちゃくちゃイケメンに生まれたかった。

違う人生を生きてみたいとはいうより、違う分岐を選んだ自分を観てみたい、というのが正しい気がする。

その世界にいる自分が幸せか確かめてみたい。

「こんなこと彼氏に言うことじゃないけどさ」

「こんなこと彼氏に言うことじゃないけどさ、実は元彼と来たことあるんだよね」

IKEAへの道すがら、そうおっしゃいました。

女性はあまり昔の男を引きずらず、彼氏の前でもそういう話を気にせずすると聞いたことはある。

口にはしないけど、その度こちらの心は動揺する。

その子と一緒に居たいと思うのは、これからの欲求。

その子を知りたいと思うのは、その子を形成した今までの出来事を知りたいという、過去への欲求になる。

もっと知りたいと思っていると、昔話を掘り当ててしまうことが、たまにある。

「一緒に行ったことがある」ならまだしも、「泊まったことがある」となるともうダメ。主観的・自分的に最悪のシナリオを想像して泡を吐き、雄叫び上げながら頭を打ち付けて死ぬしかない。

みみっちいし、その子の過去も欲しいと思ってしまうとは、本当どうしようもない。

そして、どうしようもない自分と、変更できない過去を混ぜこんだ

気持ち悪い不条理のなかで、どこか愉快に息を吸う。