アホドックが選ぶ分岐点

ボロいアパートで、ケンカした女の子泣かせて、錆び付いた階段に腰掛けて、天を仰ぎながら涙流してみたいです。

深夜のサイゼリアでめっちゃ仲良い友人達と、ドリンクバーメインで語り合いたいです。たまにチョリソー頼んで、長居をごまかしつつ。

 

会社からの帰り道、ぼんやり黄ばんだ電灯のアパートを眺めたり、

駅前の2階にあるサイゼの緑色のガラスに、談笑する人達を眺めながら、そんなことを思います。

 

自分の人生にそれほど不満があるわけではなく、かといって、イケメンで生まれたくなかったか?と問われると、めちゃくちゃイケメンに生まれたかった。

違う人生を生きてみたいとはいうより、違う分岐を選んだ自分を観てみたい、というのが正しい気がする。

その世界にいる自分が幸せか確かめてみたい。